なんだかんだでこの時間になってしまう。大きい依頼された絵の仕事を納品して、来週から始まる展示に出品する絵を完成させ、搬入行ったら次はまた別の絵を納品する必要があり、今度はまた来年の演劇作品に向けての絵を描いてと怒涛のラッシュを12月にかけてやってくるとは思いもよらなさすぎた。今だけかもしんないね、来年はわからないから。でもそれぞれのグラデーションを見ていってる、これは経験になっていくとも思うのでなるべく自分がどんな風に取り組むのかも見つめていきたい。
銀杏boyzのトリビュートアルバムが知らないうちに発売されていた。思ったより周りで噂されたりしてなかったから。買って聴いているんだけど、見事に蘇るね。
高校生のあの時のこと、あの時に思い浮かべていたこととか。漂流教室という歌が好きで、「今まで出会ったすべての人々にもう一度会えたらどんなに素敵なことだろう。」って告別式(あの日の空のことは忘れていないなぁ)のことまで出てくる歌の中で言っていて、確かにこれはきれいごとで、たぶん高校生の自分だったら言えてたセリフだと思う。それくらいのレベルで生きれていた気もする、随分今の自分は多くのことに対しての妥協も持ってると思うから。
銀杏boyzを聴きながら、その時に会った誰かたち、友達や他の人の事を想像しもう一回頭の中で遊んだり話してるのを浮かべている。それでなんか懐かしいなぁとか思ったりしてる。
だけど現実に僕らが会う際はもう違う誰かで出会い直す、そしてあの時のように会えることはもうないんだろうなとも思う。
銀杏boyzの曲を聴いたりして、なんかあぁ、ってなって罪悪感みたいなの思ったりもしながらそれを美化したりもしながら、ただ進んでいる。
僕らは若くて美しかった。
ダメだ、全然そのことをめちゃくちゃに信じている。
だから若い人にはむちゃくちゃにほとばしってほしい。大丈夫、美しいから。
世界は君たちを追いかけるって言いたい。
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