2022年9月4日日曜日

身体を書き換える

 困った。昨日は早起きで睡眠も短く、1日を乗り切ったのになんと今夜眠れない。自律神経?というやつなんだろうか。 小さな子供が生まれた時の親はずいぶん睡眠がとれずに悩まされるというから、それとは全く比べものにならないだろうけど、やれやれだ。

最近、少しずつ舞台で試したいことが増えてきて、そうだ、と思ったのは、自分のやりたかったことや思考の立て方で。特に自分はダンスこそをなんとかしてやりたいとかそういうわけではなく、全選択肢があるうちに出来ればその中から何かを選びとってやりたかったはずで。それでまだ手をつけていない思考の組み立て方が起きたりするとその回路がその人の中で新たな、あるいはまた気付けるものとして身体の中で機能し出すようなことに興味があった。

意外にコロナになってからか、そういった回路を考えるのは全選択肢が選べる状態こそを作るか、それが難しければ(コロナだとこっちの方にどうしてもなっている状態であるのが常だろう)やっぱりその時の部品でなんとか別の伝達を考えるということを最初は試そうとしていたのに、もうそういうことはやめてしまう。

こうなれば新しい都市が作れないように、新しい身体も作れないのではないか。最近、舞台や何かを見る寂しさというのは身体が更新されないという感じが強くするからなのかもしれない。そうするとどうすればいいかというと、一つの見る作品に頼るのではなく自分の生活をかけて見ていることたちを編集し、そこに自分を組み替えてくれるような体験を逆用意することで自身を更新していくようなことだと思った。今はこっちの方が圧倒的にいいかもしれない。だから坂口恭平さんの本を読んだ時に面白かったとか、今買ってる複数の本を同時にたくさん読みたいということこそが身体を書き変えてくれるんじゃないか、という期待に辿り着く。僕は早くまだタイマーの終わり切ってないこの冷房の元眠りたい。

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