走り出すとドアが閉まり始めて私は全然入れない。後ろからやってくる人。周りを見渡すと全然人はいない。スーパーからの帰り道。気にしないでほしい。声で出来た塊。ネックレス。ワッペン。ボールペン。少しだけ急な坂になっている途中で拾った10年以上前のメガネ。野球ボールは投げると青色に変色。そんなもんだから今日はお味噌汁だけの夜ご飯。帰ったらサザエさん。変な噂がたって近所がざわついた。グリーン。ゴルフ場のベンチにそっと腰を下ろして半分コーヒーで半分ビールの飲み物を本の上にこぼしてしまった。一体どこにいるんだろう?
夜の銀座を歩いていたら以前の感覚を思い出していた。10年は経ってないのに変わってないみたいでいたたまれなくなる。お店の中でずっと一点だけ見つめる時間が訪れた。変だったかな?気にしない。逆にそれでこそ生きているんだと少し思えるのかも。
雪が降ってきそうだから空を見上げても雪は降ってこなかった。それでも見上げてしまう。降りそうな感じがずっとしていた。銀座の通りから見える空がそうだからなのか。
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