lost in translationを久しぶりに見た。
この映画は、まさに旅の映画だと思う。この感じは旅をしたときの寂しさだった。
誰もわからなくて、ともかく普段そんなに気に留めない人のところへでも電話をかけたくなるくらい。
でもその感覚になれてくると、じゃあ普段のわかるって一体なんのことなんだろう、って思えてくる。
その間を行ったり来たり。
ほんとうはそれについて知ってるからみんなが見るのかもしれない。
旅で、でも彼のような人に出会えることもある。
雑踏の中、追いかけて、見つけて、話しかけるとシャーロットは今にも泣きそうな顔をしている。
彼は抱きしめる。あれは必要だったんだと思う。とても寂しい映画だった。でも抱きしめてくれてありがとう、じゃあいくよ、とそれぞれが別れていく。
人生は続いていく。出会ったり別れたりして。
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