もうすぐ2013年とはさよならで、彼がドアの向こうへ行ってしまうとおそらく僕はもう二度と彼にはこうして会うことはないだろう。
静かに彼は椅子から立ち上がって、何も言わずに静かにドアに向かって歩き出し、ドアの向こうには真っ黒い夜の空のように小さい星粒がキラキラするその中へ消えていくだろう。
2013は2014を迎える。
数字が一つ変わることは、ページを一頁めくるくらい次元が変わってしまうことかもしれない。
時計の針がガタッと音を立てて一つ時を刻むくらい、その間にはカットされる何かがあるのかもしれない。
今夜は踊ろうと思う。
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