2020年1月11日土曜日

pink and blue

今はtychoのjapanってのを聴いている。ちょくちょくそういう風に曲のタイトルに土地の名前がつくということがある。適当もあるだろうし、実際に行って思い入れがあるというのもあるだろう。

昨晩アップリンクにマリッジストーリーを観に行った、普通なら大きな映画館でやるだろう、だってアダムドライバーにスカーレットヨハンソンなんだから。なんてことを狭い席に座って思った。だけどこの手作り映画館はやはりどこかかわいくて家のようだ、小さい室内で少し席の離れたところでする物音や話し声がこの空間のことを少し愛おしくもさせるのは映画の序盤、入りかけの観客だから許されるかなぁ。

この映画が終わりとても1人であることを感じたのか。
RENTを今は観たいんだ、ということを思い出していた。
なぜ10年前あんな気持ちを持ったのか、ここには誰にもわかってもらえない、場所がない思っていた。
今、そんな気分。

ここで今まで作ってきた答えだって、今ここにいるから生まれてきた。返答集だ。
他に話せたかもしれないことが、言葉が、動きが、行動が、生まれないとしたら作れなかったとしたら泣いてしまいそう。

この10年でどこかに投げた言葉はすぐに壁があって、戻ってくる、何を言っても社会的なものになってしまう。
何百年も前、海の向こうに国があったかどうかもわからない時代が懐かしい。

身の周りを考えた社会的な制作に取り組まず、遠い宇宙のことを考えるんだ。

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