2020年4月28日火曜日

時空

うみへむかう。4月、早朝に家を出るともう海に着く頃には明るくなっていた。
久しぶりに、わたしは、引き出しからの仕業を取り出して本日それを行った。

帰り道、藤沢で急行に乗り換える。たぶん新宿に向かう中で車内は混み合うだろう。

先日、YouTubeで観た"夕方4時〜"の弾き語りが素晴らしく、学生の時その曲をよく聴いていた。深夜から早朝にかけてTSUTAYAで働いて家に帰り朝眠りに着き、昼に大学に起きて通うのをつい寝坊して起きると4時頃になって、あたりはすでに暗くなってから向かった日々の事、どこか罪悪感や諦めに対抗するような、ぎしぎしした想いがその時あったような、そんなことを思い出す。

砂浜で走ってみると案外楽しく、顔も段々気持ちが入って周りが気にならなくなってくると楽しい。
きらめきの中。

私がさけんだ

声は向こう側へおそらく届かないことが叫んでる途中でわかる。
何もない空間が目の前に広がっているのにそこに僕の声は乗らない、なんでも待ってくれた空や海なのだけど、それを助けて遠くへ運んだりはしない。ただもしかしたら、この声がもう少し物質ならボトルを海が運ぶように、風が花粉を運ぶように、長い時間をかけて気楽に待っていると向こう側へ辿り着いてくれるのかな、

ここまで文章を書いて、多少でもいい文章をここに作り上げるなら後ろに書いたことを振り返っては書いて整えればいいのだけど、それよりも僕は今、散歩の中にいるように少しづつ思いついたことを散らしこぼしていく、たまに良いじゃんってことを思ったりするのも登場するけど、これは散歩、完璧な散歩がほぼないように。
散歩の途中、ちょっと雲いいなとか、少し迫り出した家の植物とか、昨日思い出したことだとか、それらに出会っていく。みんなも出会っているように。

レスターをもう4回も聴いてる。

僕はほんとうはもう少しいい歌を書きたい。
誰もがポケットにしまって持ち歩けるような。
それがあれば時を越えて通信出来るような。
いつも時空を越えたい。
それは僕がたくさんの時空を越えた通信を受信して来たから思うこと。
今度は送信したいんだよな。
人生をかけて送信にかけたい。
時空を越えたことが人生をかけてしたいこと。

海に行くのは時空を越えているから。
その先やこれまでが含まれた詩だから、か?

もう5回目

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