2022年10月22日土曜日

よぎる

 今日は公演初日。終わって少しだけビールを飲んだ。静かに。東京タワーを眺めながら、赤く染まっていっていつもはどこかから見えているのが今日は近くで。それだけでもこの時間をくれただけでも感謝が大きい。

帰り道、中目黒の駅のホームでぼんやりと向こう側の車の下の車線を見ていると、赤い光は向こうへ白い光はこっち側へと流れてくる、そのことがさっき見上げたタワーとつながって感じられた。

早く寝なきゃなのにこういう日に限って少し書き残したいことが出てくる。むしろこういう夜眠る前に書くのはmixiとかだったら後悔しがちな文章を書きがちだった。でもそうは思わないところもあって、何かを狭めたりするのかもしれないけど、そう思ったとか、そう書かせたこと自体のことだって同じように存在するから。と。

こないだ久しぶりに会った友達にこないだの公演を見ていたと告げて感想を聞かれたので率直に伝えるとすっといなくなってしまった。難しい。

頑張る、ということはそれぞれにやっていて目の前のことに取り組んでいる時の必死さは平等にあるのか?だって自分の身にだって今日の取り組みについては出来るところでやったんだ、という感じがあって。以前なら必死に取り組もうが微妙だったら違うなら違うということで良いと思っていたけど、果たしてそれの頑張りの部分だけをニアイコールみたいにしていける可能性っていうのもありえるのかとか逆にそんなことが頭をよぎったりした。

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