今日は高円寺のライブに出るということでどうしようと思いながら電車に揺られていた。以前までならライブというのはまさに今生きているということでそれをなんとかして感じとり立ち上げるために精いっぱいにその場で、とかそういう生き方だったけど、何かが変わってしまった気がして理由もわからないけど、でも習慣で動いている身体がなんとか運んでいく場所があるし、むしろその方が無心に近い可能性もあるとか、なんて思いながら。
GEZANのこないだの映像を思い出してエンドロールを聴き出した。この曲を寺尾さんが歌っているのを聞いたことがある、その日にソケリッサが踊っていて、そこにいる人たちたくさん泣いた。そこでGEZANを聴こうと思った。
GEZANといえば光くんで、光くんと出会ってそのくらいかな?彼らのMVを撮るとかいうんで張り切っていたのを覚えている。光くんは人に協力を惜しまない人で、結局その話はなしになったけどマヒトさんとよださんと僕のスリーマンを企画しようとしていた。別のメンバーでスリーマンが実現されてそこで音楽を僕なりにライブ、演奏できたことはとても嬉しくて覚えている。
会場に着いて本番前、体を動かそうと公園に立ち寄る。木と土がないかな?って探す最近の習慣が出てきてそれで体を動かし、踊り出す。夜の公演だからみんながパラパラと自分のスペースで何かしていて、僕はダンスをしていて、そのことを強く感じていた。それでその後にライブが始まった。
ライブで他の人の曲を聴いていて泣きそうになってしまった。それは音源で聴いてもそうは思わなかっただろう。その人の風貌と歌の説得力がセットで感じられた。たくさんの時間がそこにかけられているということが強く感じられた。
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