バイト中に有線で洋楽がかかるのだけど、突如エアロスミスのangelという曲がかかって、改めて雷に撃たれるような衝撃を受けた。嵐のような強い雨の中、歌う彼が立っていて、ライトの光を雨が乱反射し輝かせるようなシーン。ユーマイエンジェル、と歌っていて、君はつまり天使だ、って言ってるありきたり中のありきたりのラブソング。
これほどまでこってりのラブソングに、バイト中に羽交い締めにされるように説き伏せられてしまったんだった。
なんていう。
ラブソングという人類のポップな発明。
更新され続ける、または何度も繰り返し再生してしまうラブソング。
昨日、アンコールという映画を見ていてもおばあちゃんがtrue colorsを歌っておじいさんに、聴かせるシーンで思わず泣いてしまった。まぁそれは話もすばらしかったのだけど。
最近は改めてラブソングにやられている。
今日はギターの練習をしながら、クイーンのtoo much love kill youを聴いて、これもまたすごい普遍的にすばらしくて、それを発明した時ってどんな気分なんだろう。それはまた恋の達成とは別のところにあるものなのかもしれないけど、ラブソングは恋そのものではなく何の代わりとしてあるんだろう。イコールではないと思うのだけど、
ラブソングがそれにとって代わる際にいつも胸打たれてしまうのは何にどうして打ちひしがれてしまっているんだろう、それぞれ。そんなことをぼんやりとだけ残して、ラブソングにいつか辿り着きたいという素敵な夢を抱けそう。
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