2024年11月7日木曜日

川空

 一瞬にして寝れない条件が成立する。全く寝れないわけではないのだけど。昨日もずいぶん疲れたのに寝れなくてそれで今日は広島の到着を遅らせた。帰りの新幹線も自由席にしてみようと思う。

コロナくらいから甘えが始まったように思う。なんかもういい加減、やめないといけない自己憐憫みたいな気分がある。それが眠れないことにも繋がっているんじゃないか。それでもこないだの稽古期間が終わる頃にはどうしても疲れて、呼吸も結構難しいという状況になって流石にそれは"頑張った"んだと思うことにしてほんの少し自分を労って、控えていた仕事も無理をしないと言い聞かせてやった。どれくらい効果があったか知らないけど。でもまたこうして寝れないと結局また疲れが溜まるし、どうしたものか。

20歳ぐらいの頃はいい日記を平均して書けるという時期があって、そのいい日記とは、何か読んでいて書いていてそれにドライブしていくような感じのあるやつだった。それがいつの間にか、いわゆる表の活動で頑張るのに対して頑張らない、媚びない、勝手にやる、適当な場所を確保しようと思ってそういう場所としてやっていった。

今は色んなバランスが崩れている。見渡すとぜんぜんなんだか良いことがないように思うし、人生の指針を見失ってる気がする。これはダメだ。でもそうじゃなくて、目の前のことが良いと思う瞬間はたくさんある。だからその時間を生きようとするところから始めて(すでに)いけばいいんじゃないか?という理屈が立ちつつある。これはポジティブ。これで、ここから、こうして抜け出せれるかなぁ。

帰り道、銭湯から歩くと夜道には色んな誘惑がある。めちゃ広島の闇の繁華街。神社を通り過ぎるとそこには流れる水は腐らない、と書いてあった。流れ続ける、止まってると思ったところにまた流れていく。

広島のヒントをもらった気がする。ところで広島を歩いているとなぜここと長崎に原爆が落ちたんだろうと思う。川を見つめているとそう思うんだ。川には空が映る。空に川は映らない。

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