2015年8月5日水曜日

アフター公演

n.n.n.afterが終わった。そこで橋本匠くんとの共作を発表した。 最初の2日間はボロボロだった。こうすればこうなると思っていた。しかし劇場はそういう風には行かないことに色んな人に指摘を受け、取り組んだら変わった。ほんとに変わった、、っぽいかも。 後半は評判良くなった。 いい作品が出来たと思う。橋本くんとのおかげで、舞台にこういった作品をあげることが出来た。舞台シーンは息苦しいと思っていた。みんなそれぞれやってるのだろうけど、明らかに視点が似通っていて、息苦しいと思った。これは舞台だけでない、あらゆるところで。だから僕は何か一つのシーンにつかってるとそれこそ息苦しいし、そういう集中力が好きじゃないから色んなシーンに飛び込むことで、違うじゃない、って自分に信号を送ってるのかも。だからおんなじ目で見てるのかもしれない。 今年を少し振り返る。 二月にBANANAという人の振付け作品に出る。経験を積もうと。 ミキハウスや吉原、ネパールのイベントなどを通して、ライブ、パフォーマンスを繰り広げる。 こういうのって、あんまり外からのアートとして評価の位置づけが難しいよな。自分では結構クリアしてると思っても、それがダンスシーンとかに還元されればいいのに、って思ったりもする。 日本の悪口を一言。 日本だと、これがダンス!って思ってる思い込みの強いダンサーやこれが絵!って思い込みの強い絵描きが多い。 外から見てそれがそれたり得るのって鮮やかにそれが浮かび上がったときだと思うんだ。だからそこに至るまでだったり、周辺のことが大事なのにって思っている。 それは自分の創作の問題にもいつもなってるのであるのかもしれない。 話がとんだ。 なんとかして、こうして橋本くんと考えとかを反映させたような作品を作ることができたのは小さいが一歩で。 で、今日こうしてバイト昼過ぎにあがって、ニパフを観に行く、あと土曜は蓮沼さんの企画。(こういうのも僕のカラダをもちろん作っていく) そしてこれからの生活をどうしようとか思いながら作品を作ったりし始める。 たぶん、僕はほんとにアーティストになりたい!ってわけじゃない。 全部を生きたいし、何よりこの今の状態の社会が完成だと思っていない。 その社会の中で出来るアイディアをひとつづつ試したいんだ。 その過程で作品を作るとかアーティストになる、ってことが必要だと思う。 そして時に踊るって行為は、それはもう魔法みたいな奇跡的なアプローチであるのを知ってるから、だから踊るんだよ。 現実的なアクションの繰り返しと奇跡もまた必要なんですよ、世界に。 そうこれが僕にとっての世界です。

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