wall flower.アメリカの家庭の壁際には花瓶が置いてあり、全体がそこから見えることから、そのような人をwall flowerのようと形容するのかどうかはたしてわからないが、そのような意味で映画の主人公のことを形容していたと思う。
昔、二子玉川の野外上映に選ばれていた作品ということで友達に聞いていた作品でその後色んな劇場でやるようになり観に行った。
この映画では、エマワトソンが神がかっているのか全体的にぼんやりとしてただただ音楽を聴いているみたいな感じになる。入り込んでしまうと、覚めないでほしい夢の中にいるように、エマワトソンが自分にとっての、誰かにとっての憧れのその人で、夢なら覚めないでほしい、というように段々映画を見るうちになっていき、気付けばもう自分は生きてきた中の半分も変わらない自分の部分に気付いてしまったりするのだ。そして未だに手にすることが出来ないことにも改めて直面させられる。
自分にとっての映画とは何であるかがこの映画には含まれてる。
と見ながら確認した。
こんなセリフがある、「世界で最も愛する人たちとあの曲を聴いている」
そして、夜を走っていく車とトンネルの光。光の中を車が走り僕はそこに立って光を浴び、愛する人たちと、曲はかかっている。
そういう青春を確かに僕は愛していたなぁと思い出して、涙が出る。
もう一回走ることは可能なのか、
自分にとっての大事な問題を少し思い出した。
明日からは現実と戦うけど、夢を見る準備はいつもしておこう。
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