2018年5月6日日曜日

SZok!

静岡に来ています、で、she is ok!とかScene is overとか歌ってます、いや、大体踊っています。
今夜はマハバーラタを観劇。
野外の中に組まれた円形劇場の中から見上げる形での観劇。
木の葉や、どこまでも伸びていく夜の空や、照明、美しい役者の方たち、その場で演奏される音楽。
本当に美しい姿で演じる女優さんの所作と外の景色との一緒が本当にロマンチックな距離を生んでいて、外で人がこうして何か物語を改めて見せることで自分の過去や人の人生について思いをめぐらしてしまったし、昔、すごく好きだった人のことを思い出していた。
木の葉とか野外の空とか夜とかの中にいると、昔の人の生活とかのことまでもイメージを巡らしてしまって生きていることが尊くて、それでそういったそういえばとてつもなく好きだった人がそういったことたちの距離をもっと遠くに置いてくれていたことを思い出した。ロダンの接吻を横浜美術館で見て、それは不倫での恋だったとあるけど、とにかくそんな風に距離を引き延ばしてくれる、どこまでもどこまでも美しいと思わせてくれるものが世界にもしあるのなら、そのことは誰にも止められないし、やっぱりそのことがあなたにとっての果てしないものであるのかもしれない、って今夜は思うのであった。

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