2018年5月25日金曜日

夜を迷子になっても泳いでいる、いるか

今夜は頭の中をフィッシュマンズが泳いでいる。
最近、文章や詩みたいなことが頭の中から離れちゃって中々書き綴れない。
僕にとっていい状態とは絵の進行と共に文章が書けていってしまう状態なんだけど、今は筆先で起こる言葉とかの意味じゃない先端部分の持つ抽象が先を進め集中してあるということなのか、と思い過ごそうと思ってたけど、こないだ横浜の奥の方を目的もなく足を伸ばしてみたら少し迷いそうになって怖くなって、そして目的のルートから外れた道、そしてその道に付随する時間を手にしたのは久しぶりでした。怖くなったのは、こんなにも知らない世界にまだ出会っていけることがわかって怖くなったのだ。わかった気で、これくらいでしょうという前提で立っていた最近の僕がそこに露出されて、反省すると同時にそこに来て言葉が自分の中に出現していくのがわかった。その関係性がどうやらあるのかもしれない。
フィッシュマンズかぁ、久しぶりにそうして書いてみると孤高を改めて感じる。
孤高であることは非常にロマンチックで大事なことだね。忘れちゃいそうにならないでね、

2018年5月16日水曜日

CAR

Mr.ChildrenがApple Music配信となり、CDは持ってるけどデータとして持ってないために中々聴くのが億劫になっていて聴いてないまま随分時が経ったアルバムの曲などを聴いてみる。
車の中でキスをしよう、この曲はポップサウルスというライブDVDで中学生の時に家にDVDが導入された時に初めて観たDVD画面の美しさとフラットさ、そして音も違うというその時の感覚が強く残って覚えている曲。
しかしこうして聴いてみると、本当にこの時点では全然どこの誰でも歌っていそうな、しかも良くも悪くもいいなって思いやすい線をいったような曲として今回聴いてしまった。
若いバンドマンが作ってしまいそうな楽曲。
いかにしてミスチルは違う曲を獲得していくことになったのたろう、、

2018年5月6日日曜日

SZok!

静岡に来ています、で、she is ok!とかScene is overとか歌ってます、いや、大体踊っています。
今夜はマハバーラタを観劇。
野外の中に組まれた円形劇場の中から見上げる形での観劇。
木の葉や、どこまでも伸びていく夜の空や、照明、美しい役者の方たち、その場で演奏される音楽。
本当に美しい姿で演じる女優さんの所作と外の景色との一緒が本当にロマンチックな距離を生んでいて、外で人がこうして何か物語を改めて見せることで自分の過去や人の人生について思いをめぐらしてしまったし、昔、すごく好きだった人のことを思い出していた。
木の葉とか野外の空とか夜とかの中にいると、昔の人の生活とかのことまでもイメージを巡らしてしまって生きていることが尊くて、それでそういったそういえばとてつもなく好きだった人がそういったことたちの距離をもっと遠くに置いてくれていたことを思い出した。ロダンの接吻を横浜美術館で見て、それは不倫での恋だったとあるけど、とにかくそんな風に距離を引き延ばしてくれる、どこまでもどこまでも美しいと思わせてくれるものが世界にもしあるのなら、そのことは誰にも止められないし、やっぱりそのことがあなたにとっての果てしないものであるのかもしれない、って今夜は思うのであった。