2015年12月31日木曜日

2015

2015年がおわりますね。 今年は最後の方、やけに忘年会というか反省会を人とやりたいって気持ちが自分に出て来たのが新鮮だった。
たぶん、それは今年がやっと人と何か協働作業をしている感じをよく持ったからなんだと思う。 特に何か自分のことをわかってもらえたとかそういうのとは違う、なんか自分じゃない身体が動いてるのを見てそれに励まされたりしたっていうこと。
戦ってる様子がみえたり、何か力添えが見えたんだと思う。感謝しています。 
今年はたくさんカルチャーに触れようとして、展示は160こ、映画は158本、イベントや公演は97こ、本は43冊、だいたい触れたかと思う。 このお環境だからこそ時間を作ることもできたと思います、これも感謝、来年はこうはいかないかもしれない、別のターンかもしれないし。とにかくやれることをと思い、この決断をした。来年ももうちょっとひきづるかも。 

色んな人と作品を作ったりしていけたのはよかった。 ネパールチャリティーやひかりくん、橋下君、ibisくん、bonusを通してのクリエイション。 だけど作品は作らなくとも名前もないプロジェクトや何かを一緒に見に行ったりするのも活動のようで結構終わって見て大きいものがある。
n.n.n.で服部さんと佐藤君とのやりとり。一月のうるさいから始まって、bananaの赤レンガ倉庫。 1wallを通してのもう一つ作品の取り組みが進んだこと。

イベントならmusic todayや思い出野郎のsoul picnic、展示も石田尚志さんとかマグリットとかyuyokoyamaさんのとかトゥンブリーとかキュッぱの美術館、国立近美とか、六本木アートナイト!
wwwでのトーキングヘッズ爆音上映とか、捩子さんのurban folkとか岸井さんの茶屋建築、大宴会のbonobos、飴屋さんのブルーシート、。ままごとのわが星、、これはとても個人的にだね。

いい映画もいっぱい見た。はじまりのうたがベストかも。

本も佐々木中さん、ミランダジュライ、アトリエワン、とか面白かったんだよ。
でも全体的に今年は知らないとこの補強みたいな。来年もまだまだだけど、基礎体力をつけようとしてる、まだ深く探求じゃなくて。


なんと言っても篠田さんと出会って非劇というチーム制作に参加したのはとてもおおきいな。

2016はいよいよ個展があって、ちょっとそこでそこに至る過程で、何か見つけられればと思います。何かの芽のようなもの。


1月は渇いた空気に太陽の朝の光が眩しそうだと予感する。それでちょっと手でそのまぶしさを防ぐようにしたその表情の感じで。

よいお年を!走る、

2015年12月20日日曜日

30

あと30日ほとで個展が始まる。最近、ギターが全然弾けてない。ギター弾く夜の時間は絵を描くのにあてられてしまった。たくさん描くけど、よくもこの画力でテクニックのなさでここまで来れてしまったとも思う。しかしそれが何かきっかけを導いたりもするのだけど。

こうして今までよりもまぁまぁ籠って制作をするのは、なんだか昔から漁るように読むニューヨーク滞在記とかを思い出す。ソーホーとかの倉庫で打ち込む創作の日々みたいな。憧れるよな。その時間に果たして作家は、当事者は何と出会って格闘したり戯れたり、ただ見つめたりしていくのか、みたいな。

出来れば遠くにいけるような時間を過ごしていきたい。あと30日間。

2015年12月18日金曜日

思ったよりも疲れているみたいだ、と今日の途中に思った。今日の途中だなんて、なめた日本語だ。いやいやそんなことが言いたいのじゃなくて、昨日はvacantでBONUS第二回目でした。みんなそれぞれが勝手に変態なメンバーだったりで、こっそり自分の中でうわぁいい面子だぁって喜んでました。そういうのってたまにしかない。という感じに思えばあの現場が忘年会でした。

今日それで、そう、うわぁなんかやっぱりふらっときて、思ってるよりも疲れかストレスか溜まってるみたいで、やるべき事が中々進まない。体と頭が働かなかったりして。自分と格闘っぽい。いや自分を知ろうとしてる段階。

でも、恋愛映画がたくさんあって、いくつも見てそれで、何度も夢を見ることを確認しようとしてるのかもね。

2015年12月16日水曜日

BOX

明日というか今日はBONUSだ。昨年からもう一年だ。総まとめ感ある。  どれくらい出来るかな、実はまだ決まってないこともある。取り組むにあたって、日頃、制作のことにあたって自分が何が出来て何がやっぱり出来ないか、を知っていく必要がある。その結果が作家を導くのだと改めて最近は思う。術がないということが、やっと作家にとっては出て来た術となることがある。 話は変わって今観てる映画、men,women & childrenだったかな?邦題は案の定酷い。ポエムゼロ。この映画ではSNSが使われる社会をテーマに作られていて、その中のシーンで書いて送ろうとしたメールを書き換え、簡単な文に結局直し気になる人にメールを送るというのがある。なんてリアリティのあるシーンなんだ。誰しも一度書いておいて送らなかった、あるいは戻って消した、下書きBOXの中に封印された話したかった言葉たちや気持ちがあることだろう。

2015年12月14日月曜日

baby

baby babyって曲があって、いい歌なんだ。街はイルミネーション、君はイリュージョン、天使のような微笑み、と歌う。
素敵な曲は生まれててほしい。多くの人に気付かれなくても、もちろん気付いてそれを使ってほしいのだけど、あってほしい。それで来るべき時が来た時にその曲がグッと胸に迫ってくるといいんじゃないかと。 僕は何年か前に友達と素敵な歌を一緒に作ったと思う。あんまり日本的じゃない、そりゃそうさ歌詞だって英語だし。でも多くの英語の恋愛映画を観てきたし、多いに夢を魅せられて来たから、その由来は僕にとってのリアリティで。この歌を作っておいてほんとに良かった。歌から夢が広がるくらいの、映画くらいに詰め込まれた歌が出来たから。

2015年12月9日水曜日

プライド

プライドって原題のパレードへようこそって邦題の映画を観た。ゲイやレズビアンがサッチャー政権に対抗し炭坑夫たちへの募金を集め支援しようとするが、それはあまりに前人未踏だったため炭坑夫らは最初受け入れないのだが、、、といった内容の映画で、要するに戦っていく映画だ。描き方は確かに雑だし、いいとこばっかをうまく見せたようなとこもあるかもしれないが、泣いてしまった。 革命というのは、何かと戦う個人と、その個人が戦いの過程で敵を味方にしていく様は、何回も僕の中の小さくなりかけた灯火に再び火をつける。僕は本当は革命という風景の中にいたいのかもしれない。運動の中心となったマークは26歳でAIDSでこの世を去ってる。僕はその先人たちの築いた道の上に立っているわけで、そういうこともまた胸を熱くさせてるよ。ごめんね、全然うまくやれていないじゃないか、ってね。