2015年4月30日木曜日

吉原芸術大サービス〜GWゲイジュツワッショイ〜

今年も吉原芸術大サービスに参加します。今年は5月の4、5、6日。の三日間。 昨年は4月だったのです。少しはあったかい季節だ。 この芸術祭は江戸時代、遊郭として栄えていた吉原で、すたれつつあった様子の弁財天を当時学生だった彼らが絵を描いたりしながら地元の人たちと一緒にもう一回再生していくところから始まって、僕はそれに混ぜてもらうような形で参加しています。 そっか、今書いていてそういうことに気付いたので、改めてそのへんの視点もなんかうまく自分なりに合点するとこへ持っていけないかな?そしたらアイディアが結果として生まれそう。 ともかく、そんな感じで今年もやります。 昨年とてもいいイベントだったので今年はどうなるかな? 僕はダンスと絵を展開します。ってかなりアバウトですね。 期間も長く人も流動的で常に流れたり滞ったりすると思うので、その中でちょくちょく仕掛けていけるようなスタンスをとっていきたいと思ってます。 立てかけれるくらいの厚さある絵を色んなところに展開しつつ、紙に絵をあてて、それを来た人の体に貼っていこうかな?それとあとパフォーマンスはもうちょっと考える。 タイムスケジュールは、4日は13時からの開会式in弁財天でちょこっと。5日夕方16時より公園で。6日17時半より公園で。 やります。HPで詳細はチェックできますよ! ダンスに関して、最近よく思うのは、まだなんも始まってもいなくて、始める準備にもまだとりかかれないでどんどん時間が進行していってて、いつ果たしてもっとダンスとの距離を近づけて考え思うことが出来るだろう。ってこと。Out of my control過ぎるよ今んとこ。 

2015年4月27日月曜日

六本木アートナイト

バイト後に無償に映画館で映画見たくて、ウディアレンの新作見ようかと思ったら時間がうまく合わず、では武の新作見ようと見て来た。ついつい武に期待して映画を観に行くんだけど、彼が90年代に撮っていたような鋭い切れ味の映画はもう見ることが出来ないのかもしれない。それでも日本映画業界はひどい作品ばかりだから、武がここからいなくなってしまったらより悪い状況になるかもしれないよな、とも思うのです。 武がもうあぁいったナイフのような映画をとれないということと、イチローがかつてのようにはもう活躍していないというのは、どこか似ていて悲しく見ててつらいものがある。それでも彼らは、多くの人の理解を越えたところで続けていた活動の人生を生きるしか選択肢はないのかもしれない。 六本木アートナイトに今年も行って来た。いい夜にしたくて、でも不安もあって行ったのだけど、今年もスペシャルで素敵で、映画みたいだった。 そうか。僕はその日が映画みたいになったらいいなとついつい考えているのかもしれない。その人ごとの”一日”に興味があるのか?わからないけど。まだ。 

2015年4月18日土曜日

12回グラフィック展を終えた

1_wallグラフィック展を終了した。グランプリをとった展示期間というのはなんかいつもと違う"感じ"がした。ちょっとさみしい感じ。 もう出せないのか、とか月日を感じる。三年半も出していたわけだしね。それでもひとつぼ展の資料をたどればもっと8年越しくらいでとってる人とかいてさ、1人でギャラリーにいる際に読み込んでたら色んな過去のことが書かれてて面白くて時代の流れがわかって、もっとコミットしていいんだなって思ったよ。 公開審査会の二次会は朝まで続いて皆で朝になって普段は通らない銀座の地下通路を歩いていったんだけど、びっくりするほど長い地下駐車場が展開されていて、銀座にまたやられていたんだ。大人のかっこよさというか懐の深さというか歴史というか政治性含めというか。 それで、こうして搬出を終えて来年個展だ。ギャラリーきゃべつ畑以来の。なんかこんなことを言うなんて信じられないんだけど、1人でやるのさみしいなぁっていう感情。明日にはすぐ消えるかもしれないし、まったく展示の本質とズレてるかもしんないけど、ちょっと、そんな想いが現れたことにびっくり。たぶんノスタルジーの続きが変な具合に出てきちゃったんだと思い、置いておく。 そういえば1_walvに出す前は、写真と文章と絵とあとは体のパフォーマンスの全部で一つ感覚だったのだけど、このコンペに取り組むに当たってだんだん集中力を絵のみで構成されたファイル、ポートフォリオを作るぞという感じで取り組んで進んで来た。 今、改めて他のことにもまたというよりまさに改めて見ていかなければ、これからの"コスモ"についてのバランスをとっていく、ことをしていかねばという感。

2015年4月3日金曜日

グランプリとった!

グランプリとりました!1_wallグラフィック!うあー! 思えば最初に出したのは3年半前で、ちょうど届けてかいぶつくんとかNewKIdsTheatreをやっていた時だ。 初めは紙芝居の作品を出したりしていて。 なんかプレゼンしている時にちょっと泣きそうになる時があった。w 話していると最近そういう瞬間訪れる。自分ひとりの時に頭の中で強く発している言葉だったりするかも。 議論してる最中、だまっている時間色々考えようとメモをとったり、聞きつつ考えたり。 しっくりくる言葉が浮かんで書いたのは、「がんばって、泣く、がんばって、泣く」だった。 誠実にがんばっては報われなくて泣く、それでもがんばって、また泣く誰かの姿を思い出した。 僕は全然その姿勢には程遠いけど映画のように美しいと思う。 アフターパーティーをスタッフやアーティスト達としていると途中LEEくんが入って来て、僕はずっと携帯見てなかったから気付かなくて、びっくりして驚いてうれしくて、LEE君がまたほんとに自分のことのように喜ぶ顔をしてきたんだ。菊池敦己さんもやって来てくれて。うれしくてうれしくて。 楽しくて皆で朝まで飲んで話して、または講評の続きがあったりして。 幸福な夜を明かしました。 今までたくさんの競技に参加して来て、でも1人でしっかりとこういう賞をもらったことがなかったからついにという感じもあって。 こんな気持ち中々ないので書いてみた。 いい朝だったなぁ。青春。 それからSNSなんかでも周りの人の反響がこんなにあったことないから驚いて。嬉しくて。 だって自分はほんとにいつも勝手で、勝手で色んな人を傷つけていると思う。極端で、配慮がなく、雑で、言いたいことを言って。でも言いたいこと言わなきゃとも思っていて。 あークソで申し訳ないけど、がんばって恩返ししたいな。 親にも出来ていない、もう年だと言うのにお金も稼げてなくてどこかへ旅行させてあげたりだとか出来ていないし、未だにたくさん働かせてしまって。 がんばって、面白くしていきたいです。 今ある状況を変えていきたいです。 いけ!少しづつでもずっと、