ストラスブールにいて最初の10日間くらいはジェットラグや稽古、毎日が怒涛のように東京での時間が入る隙を作ることが難しいくらいに進んでいたから眠れもしたのだけど、段々と慣れてきたところ、東京の仕事のあれこれも考えする時間が生まれていく中で、夜眠れない日がやってくることになった。最初に眠れない日に思ったのはこれじゃあ東京の夜じゃないか、と思った。 そしてまたお腹を壊して眠れない日や、夜何かを訴えるような泣いているような声によって途中で起きてしまって眠れない日やら、そしてそして明日は最後のランスルーを控えるにも関わらず美味しいチベット料理を食べたにも関わらず変なお腹の痛み、気持ち悪いって感じとともに眠れないこの時間がやってきてしまった。
東京の生活を考えると絶望的だ。絶望的だなんていつから言うようになったんだろう。全てが最悪の方に向かっている。世界さえそうなんだから。と言うのは非常に簡単だ、イージーだ。
しかしこっちでは改めて違う何かを握り直そうとしている。科学的根拠を持っているはず。
日本でフレッシュであり続けることが困難さを極めているとすればそれはやっぱりSNSの影響が大きいと思う。自分はルッキズムとか関係ないからSNSの影響も、人との比較からも逃れているなんて思っていたら大間違いでずいぶん人と比べていることに気付く。
そんなことよりも世界は大陸や海や空で繋がっていて、人や物や空気とも繋がっていて、その繋がっている部分や繋がっていない部分の接続のあり方を変更することは可能なのだ。自分だけを見て不可能だなんて思うなら、他の人も不可能だ。他人の人を可能にするように自分が可能になるということがあるんだ。
あきらめないこと。楽しめること。
寝よう!
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