2015年6月2日火曜日

kayo

going steadyの佳代っていう曲があって、これを聴いては高校生になって別れてしまった一つ年下の子のことをよく浮かべていたことを思い出した。 その子が僕がまだ中学三年生で相手が中学二年生だった時に彼らgoing steadyのさくらの唄っていうアルバムを貸してくれたのだった。 僕はずっと高校生の頃にバンドに憧れては友達のライブを観に行っていた。帰りに電車の窓にそうようにしてMDでよく聴いていたなぁ。あの時の、夜は美しくて、想像しても広がっていて本当に銀河鉄道の夜みたいな美しさを描き、持っていたと思う。友達の鳴らすエレキギターの旋律がそういうイメージたちに近付いてるように思えて、僕は自分の居場所がいつもそこからは遠いような気がしていて、どんよりした気持ちや葛藤があったのを覚えている。 あの頃のあの風景は美しくて、愛おしいなぁ。曲を聴いてそんなことをまた思っている。

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